
2020/05/23 東海道本線 西小坂井~豊橋
世間では外出を控えるように言われるこのご時世ですが,自分の住んでる街内で撮り鉄することくらい許されるだとうと,早朝から脚立担いでチャリで下地へ.
名古屋方面からの列車が豊川放水路を渡り豊橋に向けて豊川橋梁へと針路をとる道中にある下地駅は,土手と土手の間にあることからすり鉢状の線形になっています.
そのため撮影地としては珍しくジェットコースターのような絵を撮れることが特徴であり,それを意識した構図作りが求められます.
ここが非電化路線であれば鬼ハイアングルで収めるのがベストですが,ここは飯田線と東海道線の複々線区間であり雑多な電気設備が邪魔してきます.
自分は車体後部が架線ビームと被らぬように注意しつつ,手前側の架線下束がトロリ線と干渉しないような目線の高さにアングルをセット.
登る朝日を拝みつつ1時間ほど待機した後に定刻通り姿を現した27号機はロクヨンとは異なる軽々とした足取りで通過.
太陽付近に移動する雲やら被り電の名鉄が遅れるだかでヒヤヒヤものでしたが,どちらも間一髪で回避.
暇つぶし程度のつもりで撮影した被写体でありましたが,予想以上のカッコよさにシビれました.
以上

2019/07/24 中央西線 宮ノ越~藪原
今年の梅雨は去年とは打って変わって雨続きで1カ月間外遊びもままなりませんでした.
ついでに前回のカシオペア以降調子の悪くなったタムロンA001の置き換えで後継のA009を購入したのですが,大事に梱包しといたらこの梅雨で見事にカビました.
(前玉中玉後玉全部やられましたが,逆光撮影でも問題無さそうなので修理は後回し)
今回はそんなA009の試運転も兼ねて,宮ノ越の俯瞰撮影地に行ってきました.
こんな所だから登山道はさぞ険しいのだろうと思いきや,整備されてて非常に登りやすかったです.
古来この山は外敵の侵入に備えて見張りを置き,のろしを上げて通信を行っていた歴史の深い山で,巴が渕で有名な美しい紅葉樹林は人の手入れにより維持されているものだそうです.
山頂には東屋がありお目当てが通過するまでの数時間をノンビリとプライムビデオを見ながら過ごします.
18時を過ぎ,夕暮れの静かで美しい風景にブロアを響かせやってきたのは5875レ.
夕暮れの撮影は初めてだったので心配ではありましたが,しっかり思い描いた条件で収めることが出来ました.
以上